これまでは白い歯にするためには、自由診療でセラミックの詰め物や被せ物をする必要がありました。
現在は一部条件や範囲はありますが、白い詰め物・被せ物を保険適応で対応することが可能になります。
一方で、すべての歯科医院が対応しているわけではありません。
その理由が、CAD/CAMといって、コンピューター上でデザイン・修復物製作ができるシステムや設備が必要になるからです。
当院ではCAD/CAMの修復物を浸透させた「CEREC(セレック)」を最初期から活用した歯科治療を行っており、保険診療で白い歯にするCAD/CAMでの修復物にも対応できます。
白い歯での修復をご希望の方は、ぜひ一度いらしてくださいね。
図を見ていただくとわかりやすいように、ほとんどの歯に適応します。
条件がついているのが6番・7番の歯です。
6番の歯は、7番が上下4本残っていて、左右のかみ合わせが安定しているなどの条件が必要です。
7番の歯は、金属アレルギーの方が適応可能になります。(医科での診断が必要になります。)
緑の部分は、インレーも可能になります。
適応範囲は上記画像の緑の部分(第一小臼歯・第二小臼歯)が保険適応になります。
2022年4月より保険適応が可能になったばかりで、適応範囲も限られていますが、白い詰め物にしたい方、金属アレルギーの方には良いと思います。
保険適応 | 自由診療 |
---|---|
プラスチックとセラミックを混ぜた物 | すべてがセラミック(つまりオールセラミック) |
色が単調であり、透明感がない | 天然歯と同等の審美性 |
経年劣化がある。(色の変色など) | 汚れがつきにくい、劣化が少なく長期間維持できる。 |
表面に傷が付きやすい。(プラスチック配合のゆえのこと) | 傷がつきにくい |
費用が圧倒的に安い。 | 費用が高い |
保険診療で認められている材料を使用するため、どうしても自由診療のオールセラミックやジルコニアセラミックに比べると審美性や強度、劣化の部分では劣ってしまいますが、保険診療で白い歯を入れ、最終的にセラミックへ変更することも可能です。
これまで予算的に難しかった白い歯を比較的身近に感じれれるようになったのではないかと思います。
これまでは金属の詰め物・被せ物が一般的でした。
しかし、近年では金属の費用が高騰している背景や金属をなるべく口の中に入れておきたくないという健康感の高まりから、このCAD/CAMでの修復が注目されています、
当院ではセレックを用いたCAD/CAMCAMでの修復はセレックが登場した最初期から行っており、院内技工ができるという観点からスピーディーに審美性の高い白い歯を提供してきました。
この経験を活かし、保険診療でもクオリティを落とすことなく診療を行います。白い歯での治療際は、お気軽に当院へいらしてください。